合併症の危険
痛風は、その特別視される痛みよりも合併症が恐ろしいです。
痛風発作時の痛みばかりが取りざたされますが、実は痛風発作の痛みよりも合併症のほうが
恐ろしいのです。これらは生活習慣病として広く認知されている病気で、痛風患者の中でもこれらの合併症を
一つも持っていない患者は全体のわずか4%というデータもあります。
痛風発作が出たのに、何も処置せず医者にも掛からずに、そのまま放置しておくと、合併症を併発させる危険性が
非常に高まり、危険です。
痛風患者がその合併症で死亡する割合は20年ほど前までは痛風腎による腎不全が40%を占めていましたが、
痛風が一般的に認知されてきた為、最近は虚血性心疾患・脳血管障害が最も多く、次いで腎不全となります。
合併症を併発させない為にも、早めに医者に掛かり、尿酸値をコントロールして生活習慣を改善しましょう。
合併症の危険その1 腎臓病
合併症の危険その2 尿路結石
合併症の危険その3 肥満症
合併症の危険その4 高血圧症
合併症の危険その5 虚血性心疾患・脳血管障害
合併症の危険その6 糖尿病
などなど・・・。(特に順位は関係ありません。)
早めに医師の診断を受け予防しましょう。