日本にはその昔、痛風は無かった!?

痛風は現代習慣病ですが、昔の日本にはどうやら無かったようです。

明治に日本へ訪れたドイツ人医師ベルツは、自身の著書で「日本には痛風は無い。」と記録しております。

当時の日本は貧しく、庶民は皆粗食で痛風などには無縁だったようです。

まぁ、牛肉など肉を食べる習慣は明治以降ですからね。

日本で痛風が初めて報告されたのは1898年で、1960年代まではたった83例しかなかったらしいです。

それが現代では60万人を下らない、誰にでも起こり得る病気となりました。

昔の日本の食生活を見直す時期ですね。

痛風自体は古代からあるようで、ミイラの関節に痛風の跡が発見されたりしているらしいです。

また医学の父、ヒポクラテスの文献にも痛風の記述が残っているそうです。

ドイツ人医師ベルツ

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